バイオマス発電関連事業

バイオマス発電とは?

バイオマス発電は、石炭や天然ガスなどの化石燃料の代わりに、木材等、生物から作り出される燃料を燃焼させて発電します。 パリ協定における日本の温室効果ガス削減の中期目標達成のために、脱石炭と脱原発を前提に、今後は再生可能エネルギーの普及が加速すると思われます。2030年のエネルギーミックス計画によると、原子力21%、石炭26%、LNG 27%、石油/その他3%、再生可能エネルギー23%となっており、再生可能エネルギーのうち、バイオマスは約17%、つまりエネルギー供給全体の4%になります。

木質ペレットとは?

木質ペレットは、ベースロード電源(継続的な稼働が可能で、発電単価が安く、安定した供給が見込める発電)用の燃料です。 木質ペレットは、製材所、家具製造、ベニヤ製造などからの廃木材を使用して製造されます。廃木材は、石炭やガスなどの化石燃料の代わりに、簡単に輸送及び保管できるペレットに乾燥・処理され、発電所で燃やされます。 木質ペレットの需要は、環境の保護と、石炭使用量の削減とCO2排出量の削減による地球温暖化への取り組みにより、大幅に増加すると予想されています。

なぜ木質ペレットを用いたバイオマス発電は「再生可能エネルギー」なのか?

木質ペレットを燃焼させて発電することでCO2は放出されますが、そのCO2は樹木によって吸収され、そして成長につながります。積極的に植林し、木材の供給源である森林を維持することにより、大気中のCO2の増減に影響を与えることはありません。

ロシアでの木質ペレット製造事業を推進

RFP Wood Pellets(RFPWP)は、当社とRussia Forest Products Group RFPグループとの合弁会社であります。当社はRFPWPに49%を出資しており、木質ペレット製造工場を極東ロシア、ハバロフスク地方アムールスクに建設しました。工場はJVパートナーであるRFPグループが所有及び運営する2つの木材加工工場に隣接しています。これにより、高品質の製材所の残留物を長期間かつ低コストで確保することができ、またウラジオストクの不凍港に鉄道で直接運搬することが可能となっております。RFPWPは、日本の発電での使用を目的とした産業用木質ペレットを年間9万トン供給します。 生産が軌道にのった後、13.5万トンへの生産拡大を計画しています。同社は、極東ロシアにおける当工場、及びその他の拠点で最終的に最大50万トンまで拡大することを目指しています。極東ロシアは、その膨大な森林資源と日本への近さを考えると、適切なペレット製造拠点です。当社は、今後の我が国のバイオマス発電用燃料供給において、本事業は極めて重要であると考えております。